先日、Kindle Unlimitedの読み放題リストに『メモの魔力』がありましたので、興味本位で読んでみました。読んでみると新しい発見があって面白かったので記事にしました。
ちなみにブログを書いていて、出来事や事実をそのまま書くことはできるけど、そこから一歩深掘りして自分の意見をうまく文章化できないという悩みってありませんか?
実はコレ、私の悩みです・・・
そんな悩みには前田裕二さんの『メモの魔力』がオススメです。
なぜなら本書では自分の考えなどを言語化出来るようなトレーニング術としてのメモ術を紹介しているからです。
私は小学生の時から作文が本当に苦手で、今でも上手く書けなくてめちゃくちゃ悩んでます。ですが、この本を読んで上手くまとまった文章を書くには思考のトレーニングが重要だと気づき、早速前田式のメモ術を取り入れました!(まだ道半ばです・・・)
- 文章書くのが苦手
- 自分の思っていることを上手く言葉にできない
- ブログのネタ切れに困っているブロガーさん
この記事では『メモの魔力』を読んだ感想を書いています。少しでも気になった方は続きをどうぞ。
『メモの魔力』とは?
この本は『メモをとることで思考を鍛えることができて、さらには夢を叶えることができるよー!』という実用書&自己啓発本です。
本書内では実際のメモの写真が一枚掲載されており、それを使って前田さん自身が行っているメモの取り方を伝授してくれています。メモと言ってもただ事実を記録したり、タスクをリスト化するというものではなく、物事を抽象化してみたり、他分野で転用できないかを探ってみたり思考を深めるようなメモのことを言っています。
例として掲載されている写真が1枚しかありませんが、『もっと前田さんのメモを見たい!』という方には、書籍購入者限定の『メモ魔塾』というクローズドなオンラインサロンに入会することでみることが出来るようです。
『メモの魔力』著者について
著者の前田裕二って?
前田さんはSHOWROOM株式会社代表取締役社長の肩書きを持つ実業家です。業界内では有名な方だったんでしょうが、女優の石原さとみさんとの交際報道で一躍有名になった方です。
爽やかな見た目のいわゆるイケメンさんですが、小学生の時に両親を失い、その頃から路上ライブで生計を立てていた過去を持つ苦労人でもあります。
今があるのはストイックさからかもしれません。
前田さんのツイッター → 前田 裕二 / Yuji Maeda (@UGMD)
前田さんのそのほかの著書
前田さんのそのほかの著書には『人生の勝算』があります。こちらも現在Kindle Unlimitedの読み放題リストにあるので、時間があれば読みたいですね。
『メモの魔力』を読んだ理由
この本を読んだ理由ですが、数ヶ月前に書店で平積みされていたのをみて気になっていたからです。
有名人のメモの取り方ってどんな感じなのかな〜って興味がありますよね!興味本位ですw
書店でみた時は時間がなくて立ち読みすらできなかったのですが、Kindle Unlimitedの読み放題書籍リストを物色していたところこの『メモの魔力』を見つけたのでこれは読まないわけにはいかない!という経緯です。こんなベストセラー本も読み放題リストにあるのは嬉しいです。
『メモの魔力』の感想
「メモ」の考え方に期待を裏切られた
メモといえば、私の場合、買うものリストやTo Doリストなどのタスク管理に使ったりするイメージだったんですが、前田式のメモはある事実に対して、それは何故なのか?どんなものなのか?他に応用できるか?自分の事業でも使えるか?など深く考えるための思考トレーニングツールです。
いい意味で期待を裏切られました!
実際のメモ写真と解説で分かりやすい
前田さんが普段どのようにメモを取っているのかを実際の写真を使って詳しく説明されているのはとても良かったです。ノートを見開きで使用し、日常の中で膨大にある情報をどうキャッチし抽象化したり転用したりしているのか?が垣間見ることができますので、自分でも取り入れやすいと思いました。
ちょっと残念だったところ
実際のメモの写真が掲載されているのは良いのですが、その写真が1ページにしか掲載されていないため、いちいち確認するために写真掲載ページまで戻らないと行けないところがちょっと不便で残念ポイントでした。欲を言うなら、その都度その都度、解説とともに写真を掲載しておいて欲しかったなぁ・・・。
今回はKindle版の電子書籍で読みましたが、紙の書籍の方が読みやすいと思います。
おわりに
私はブログを書くこともそうですが、自分の意見を上手くまとめるのにはとても大きな苦手意識があります。
この本を読んでみて「もしかすると私が意見を上手く言語化できないのは、この本の中で言っていた抽象化や具体化を行き来するようなトレーニングが足りないからじゃないか」と思えてなりません。
小学生の時からずーっと作文が苦手で、出来事や事実については書けるけれども、そこから内容を掘っていくのがどうしてもできないんですよね。今でも小学2年生の時に作文が書けなくて居残りさせられたことを思い出します。(ゴールデンウイークに登別マリンパークに行った思い出を作文にしようとしてました。)
あの時は早く帰りたかったよ。
嫌な記憶が作文嫌いに拍車をかけたのか、大学卒業まで極力作文を提出しないように逃げ回っていた過去を持つ私でしたが、ようやく根本解決ができるかもしれないと考えています。
もしも同じように「文章書くのが苦手〜」「思っていることを言語化するのが苦手〜」と言う方がいれば、『メモの魔力』をすぐに読むことをオススメします。
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